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岡山大学の化学の攻略法とは!?
受験生お悩み相談コーナー
白谷塾オンライン教室の公式LINEアカウントに届いた勉強法の質問に答えました!
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こんにちは。
岡山大学を志望している
浪人生です。
志望学部は医学部です。
昨年、現役で受けた際は、
2次試験で化学を使わずに
受験したので、
化学が全くと言っていいほどできません。
何をやればいいか
教えていただけませんか?
今は教科書と基礎問題精講
を回しています。
アドバイスいただきたいです。
よろしくお願いします。
化学講師が語る岡山大学の化学の傾向と対策
ご質問ありがとうございます。
白谷塾
高校化学担当の横田です。
僕は全国の大学入試問題
を解き、
二次対策をその中から
ピックアップして
授業を行っていますが、
岡山大学は非常に良問が多く、
必ず授業の題材として使っています。
岡山大学の化学の特徴として、
大問構成が5題、理科2教科で120分ですが、
国立大学のなかでも
トップレベルで計算、
処理能力が求められる印象です。
とは言っても、
理科1教科あたり
60分ですべて解こうとすると厳しい
というだけで、
煩雑な計算は求められませんし、
問題自体も全く手がつけられない、
ということは少ないと思われます。
そこで今現在、
基礎問題精講を
やっているとのことですが、
まずはそのテキストを
完全理解することが大切です。
それを7月後半までに終わらせ、
共通テスト対策の問題集
に手をつけつつ、
二次試験の過去問
を解き、
分からないところを復習
していくことをオススメします。
テキスト、問題集、過去問において、
分からない問題があったら
必ず教科書を見て理解してください。
教科書に書いてない考えなどは、
『化学の新研究』を見て
理解することをお勧めします。
僕も辞書代わりに使用しています。
※基礎問題精講や
その他上記の対策が終了した場合、
標準問題精講は
岡山大学に対して過剰なレベルだと思われます。
演習量が不安な場合は
3周する前程で重要問題集をやるといいと思います。
3周も出来る時間の余裕が無いのであれば、
手をつけない方がいいです。
最後に、岡山大学は
広い知識、
その場での判断力を問う
設問が多いので、
苦手な分野、
勉強しない分野を作らないこと
が大切です!
有機化学の構造決定
はもちろんですが、
アミノ酸の等電点、
結晶格子、平衡、電池などは
「頻出分野」なので
しっかりと理解していってください!
また質問等あれば、
お気軽に相談ください。
受験勉強、頑張ってくださいね!
化学担当 横田遼太朗
参考になりました。
本当にありがとうございます。。
担当の岩本です!
化学に関して、
医学科の先輩に直接アドバイスを聞きましたので
そちらもお送りします!
医学科生からのアドバイス
僕は化学は大学の
過去問の傾向を見てから
どんな勉強を
すればいいかを考えてました!
僕の場合は一般入試は
大分大学を受けようとしてて、
大分大学の医学部の問題は
かなり深い知識が聞かれてたので
記述対策や無機化学の
細かいところを覚えることなど
マイナーな問題でも
解けるようにしてた記憶があります。
岡山大学の化学は
確か難易度は標準的で
8割から9割くらいを
取らないといけない傾向
だったと思うので
化学の「重要問題集」などの
市販の問題集をほとんど
解けるようになれば
満点近く取れるんじゃないかなと思います!
自分の経験談が
ちょっと薄くて申し訳ないですけど
化学に関してはこんな感じで
勉強すればいいのかなと思いました!!
ありがとうございます!
貴重なご意見を参考に頑張っていこうと思います。
対策のまとめ
岡山大学の二次試験の「化学」対策は、
・レベル→標準的だが、60分で解くとなると、かなり処理能力が必要。
・傾向→有機化学の構造決定は定番。
それに加えてアミノ酸の等電点、結晶格子、平衡、電池なども頻出範囲。
・対策→基礎問題精講などの、定番の問題を確実に解ける状態にしておくこと。
難しい問題ばかりにどんどん手を出していくというよりは、
「見たことあるけど、しっかり解ききれるかが心配…」
というような問題で差がつくことになります。
60分という限られた時間の中で、
緊張感をもって素早く判断していく
というところに難しさがあると思います。
普段から、時間を測って解く演習などをすることで
緊張感の中で冷静に対処する練習をしておきましょう!
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ぜひ、今回の記事を、
今日からの あなたの受験勉強に活かしてくださいね ^^